1954-05-11 第19回国会 衆議院 地方行政委員会 第59号
〔加藤(精)委員長代理退席、灘尾委員長代理着席〕 この点につきまして今教育委員会の選挙で問題になつておる。これについては二年に一回やるのは選挙の経費がかかるということで、非常に簡単なことを言つておりますけれども、私はどうもその裏にはいろいろなお考えがあるように思う。
〔加藤(精)委員長代理退席、灘尾委員長代理着席〕 この点につきまして今教育委員会の選挙で問題になつておる。これについては二年に一回やるのは選挙の経費がかかるということで、非常に簡単なことを言つておりますけれども、私はどうもその裏にはいろいろなお考えがあるように思う。
〔委員長退席、灘尾委員長代理着席〕 その後昨年の十二月に選挙制度調査会の答申に基いて、政府の方におきましても、学生学徒の選挙権は現住地、いわゆる修学地にある。
〔委員長退席、灘尾委員長代理着席〕 自治体が国に依存しておるからしていかぬというので、務めて地方に財源を与えようとしておるのが、今度は逆に町村と府県との間で府県を強くして行く。今度はそれに依存して行こうとする傾向が非常に強くなつて来る。これが私どもとして一つの心配なんです。
〔委員長退席、灘尾委員長代理着席〕 その人を——御承知の通りこれは知事が県会に推薦して、県会の承認を得て最終決定するのでありますから、この知事の再選の雄鷹によつて多木氏を再度推薦することをやめてもらいたいということを、国警本部から岸田知事の女婿勝田という人——あなたの方におられる警視か警視正か知らぬが、その人を通じて、多太氏を推薦しないようにということを言つて来た。
〔委員長退席、灘尾委員長代理着席〕 そうして実情に沿わないものがその間にもしありといたしましたならば、それが事業の執行の上に虚偽なやり方をせざるを得ないという結果を現わして参りまして、そこで予算の執行の画に困難を来し、困難を逃れるためには虚偽のやり方をせざるを得ない、こういうことになつております。
〔加藤(精)委員長代理退席、灘尾委員長代理着席〕 そういうことで、来年度につきましてはまだ正確な数字は出しておりませんが、少くともこの七億の四倍以上の金額はどうしたつているだけでなしに、それだと一部特別交付金を食い込む計算になりまして、それ以上食い込ますことは特別交付金のわくを狭めるゆえんになりますので、それもわれわれとしてはがまんがならぬことになるのでありまして、どうしたつて四、五十億の金額が実
〔加藤(精)委員長代理退席、灘尾委員長代理着席〕 そこで自治庁としては今のような大蔵省の答弁で御満足なのか、何かそれに対して積極的な手でも打たれておるのか、ひとつ御説明願いたい。
〔西村(力)委員長代理退席、灘尾 委員長代理着席〕 それで固有の税といたしましては、いわゆる偏在度を是正したので、その分だけが自主的財源になつて来た。なおそれに準ずべきものといたしまして、遊興飲食税、入場税が一旦国で引揚げますが、しかしこれを配付いたしますので、その分も準自主的財源として考えております。従来より多少自主的財源としてふえて来たという程度だろう。
〔委員長退席、灘尾委員長代理着席〕 遊興飲食税というものは遊興し、飲食をした人からにただちに相当税率による税金を私たち特別納税義務者というものの手を通して、地方庁へお納めしておるのが実際でございますが、悪税であり、悪法でございますために利用者であり、消費者であります一般国民大衆のお方は、御利用を願つた飲料その他に対する税額をお払いくださいません。
〔委員長退席、灘尾委員長代理着席〕 以上県税全部で、差引いたしまして三十四億八千二百万円の減収に相なるわけであります。市町村関係におきましては、規定の整理は相当いたしましたが、税収の上での変動は、入場税の税率変動だけであります。これが九千二百万円の増収を見込んでおります。合せまして、三十三億九千万円の減収になるわけであります。
〔委員長退席、灘尾委員長代理着席〕 第十八條は児童福祉法の一部改正でございますが、建前は先ほど来申し上げました通りでございまして、現在同法施行規則によりまして多くの事務が新たに地方公共団体に課せられておりますので、必要な限りこれらを法律の上に直接規定をいたしまして、その事務の範囲を明確にいたそうとしている趣旨でございます。